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OZ/オズ


この一ヶ月近く、俺のメッセのタイトルはずっとOZになっている。
俺の周りでは自分の名前の横に「@MHF」のように今遊んでるゲームとか近況を表すんだけど、それが俺の場合ずっと「OZ」なんだ。

とにかく最近それを毎日少しづつ見るのが楽しみで、これはちょっと紹介しとこう、とね。

OZとは重罪犯用のオズワルド州刑務所の略で、97年から03年にかけてアメリカのケーブルテレビ(有料チャンネル)で放送されたドラマだ。全56話。
一年にたった8話しか作られないため、脚本や演技を含め作品としてのクオリティーが非常に高い。
特に俳優の体当たりっぷりは凄まじく懲罰房ではモザイクなしでバケツに用をたすなど、日本では決してありえないリアリティーを実現している。
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OZにはストーリーというストーリーはなく、刑務所の日常と囚人の変化をまるで密着ドキュメンタリーのように描き出す。主要メンバーはいるが、主人公はいない。
出てくる登場人物は管理側を除けば全てが罪人。(あたりまえだけど)
彼らは様々な罪でOZにやってきて、OZという社会で生きていく。

刑務所を扱う作品が好きでいままで色々見てきたが、これほどにまで目を覆いたくなるほどの現実を見せ付けられたのは初めてだ。OZにはプリズンブレイクのように展開が気になる脱出劇もなければ、ショーシャンクのような希望に満ちた結末もない。あるのは繰り返される刑務所の日常のみだ。
アメリカンヒストリーXの刑務所のシーンがずっと続くと考えてもらってもいい。

刑務所の日常は限りなく退屈で、かつ恐ろしいことを見ている側は理解する。
ドラマは終始刑務所の中を描くので、カメラはいつまでも屋内のみを映す。
灰色の壁、掃除がしやすいそうな単調で味気の無い床、鉄格子・・・・・
しかしそれらも見ているうちにこっちまで刑務所暮らしに「慣れていく」ところが凄い。
第41話でビーチャーが仮釈放になるエピソードで初めて囚人が刑務所の外に出る様子が描かれ、画面に青空と日光で照らされたレンガが映されるが、この時にマジで見ている側が「うお!まぶしい!!外ってこんなだったのか!」と驚いてしまうほどだ。

そんなOZだが、麻薬や抗争やレイプや殺人以外にも感動するエピソードも多数ある。
囚人たちがすべからく悪人であることは確かだが、その前に人間であることも確かだからだ。
だからといって「悪人にも優しい心があるんだ」といったカンダタにはならないところがOZ。
反省がそのまま改心にはならないのが人間である。

そう、退屈な刑務所生活が続くOZの見所はそこなのだ。
OZは人間をこれでもかと描いている。人間の変化も、堕落も、死も、生も。
まさしくアメリカ社会の縮図だ。
残された家族や、外の社会、面会人の描き方もうまい。

「罪人を愛するには努力が要る。だが罪びとには愛が必要なんだ。」

物語の語り部は囚人のオーガスタス・ヒル。
囚人たちのなかでもかなり良識的で、他人への優しさがあり、教養もある人間だ。
多くの名言を残してくれる素晴らしい登場人物だ。
だが彼も麻薬ディーラーで、自宅に踏み込んできた警官を撃ち殺し、逃亡中に警官にビルから落とされ下半身不随になり、それ以来車椅子が脚代わりだ。

もし興味をもったら1話から見てみて欲しい。
たぶん退屈で見るのを止めると思う。俺もそうだった。
だけど1話を途中で見るのを止めてからしばらくしてもう一度4話まで見続けた時、何かが俺の心をグッと掴んだ。気がついたら42話まで見ていた。

OZの話を出来る人が少しでも増えてくれると嬉しい。
OZ第1話~第24話
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by evilbeats | 2008-07-06 20:43 | 音楽