第4話 幽霊
2008年 06月 10日
誰にだって怖いものはある。
ガキの頃に「エルム街の悪夢」を見てからホラー映画が苦手だ。エイリアン2が限界。
でも今一番怖いのは――
犬の散歩中にすれ違う他の犬。
なぁじいさんちょっと聞いてくれよ・・・・台所でシャワー浴びて帰ってきたら誰かがオレの房にいるみたいなんだよ・・・・他の5人はさっき食堂で見たし・・・・おかしいよな?そうなんだよ!誰もいるはずないんだよ!だけどガシャンガシャンって物をひっくり返すような音がするんだよぉ~~!!
「おお!いいところに来た!頼むよ、中に入って見てきてくれ!このまま消灯時間になって部屋に一人きりはこええんだよ!!」
「面白そうな話だな、[興味があります。]変わりに何を調達してくれる?」
「ガブリチュウグレープ味3本でどうだ?水曜に配達の仕分けがある。」
「3本・・・・悪くないな。クピポに頼んでみよう。奴は潜入捜査のプロだしな。」
「なるほど!クピポか!そいつぁいい!頼んだぜ!」
「・・・・・なるほど。ポルターガイストが204号房を占拠か・・・・で、犯人の要求は?」
「いや、何もないけども・・・・」
「何もない・・・・占拠はブラフか・・・となると・・・まさか!!メタルギアかッ!!?突入する!」
「おいおいおいおい!ちょっと待てよ!!物騒なのはナシだぜ!!とにかくただ中を確かめてくれればいいんだよ!!」
「いいやダメだ!一刻も早くメタルギアを止めなければ!完全消灯まで時間がないぞ!ニッキィ、アグルッチ!ドアの前に集合だ!!」
「スネークカムを使う!合図があるまで待機!」
「ちょ、勝手に進めんなよ!!」
「目標をセット!この敵から狙え!」
「うわっなんかいる!!なんか飛び跳ねてるッ!!」
「オープンクリア!突入だッ!!GOGOGOGOGO!!」
「(自分で行けよ・・・)」
「・・・・・・・・・・・・」
「子どもだ。」
「子どもだね。」
「子どもじゃよ。」
by evilbeats
| 2008-06-10 22:39
| シムの奇妙な冒険